双極性障害

双極性障害の入院生活ってどんなだろう③~面会・他の患者さんの話

投稿日:2017年12月20日 更新日:

では、精神科の入院病棟の様子や、どんなことが行われているかをお伝えしました。③④では私自身に入院がどのように影響したかを書いていきます。

(③で終わる予定だったのですが、長くなったので④まで続いてしまいました。)

私はこの入院生活は、自分の病気との付き合いだけでなく、いろいろな人達との触れ合いができたことから、自分自身にとってプラスになったと言えます。

 

面会

入院中の一番嬉しい時間でした。家族、友達、知ってる顔に会えるのは、本当にリラックスできます。

私は結果的に入院中の4分の3を個室で過ごしたため、面会も自室にて心置きなくお喋りができました。

仲良しの友人が2人で来てくれた時、話に花が咲きまくって興奮してしまい、友人が帰った後、看護師さんに「すごく楽しそうだったよ」と言われる始末。笑い声が部屋の外まで聞こえたそうで。。恥ずかしい。

また、私の親友は、今現在、沖縄の宮古島に住んでいますが、仕事で東京に来るからと忙しい中、面会に来てくれた時は泣きそうになりました。

ついでとはいえ、すっごい嬉しいです。本当に親友だなと心から思えました。

面会とは異なりますが、同時期に青年海外協力隊でベトナムに派遣されている友人がいました。彼女もかなり仲良しなのですが、ベトナムは日本と働く時間が異なります。朝が早くて、昼休みが長く、夕方も早めに終了。

なので、彼女も暇を持て余すことが多いらしく、そういう時は、毎日毎時間LINEしてました。それも嬉しいひと時でした。

面会にLINEに、こういう時に駆けつけてくれる友人は、みんな中高時代の友達です。もう20年以上友人関係で、こうして支えてもらえて、本当に恵まれたと思っています。

友達のありがたみ、自分にとっての本当の友達がよく分かる出来事です。

入院中にできたお友達

長いこと同じ病棟でふらふらと過ごすので、顔見知りの患者さんが増えてきます。

個室にいると、なかなか触れ合うこともないのですが、作業療法や談話室などで他の患者さんとお喋りするチャンスがあります。

私は、だいぶ年上の女性と仲良くなりました。

Aさんと言って、私より後から入院してきましたが、同じく双極性障害Ⅰ型で、自分の病気にまだ慣れなくて思い悩んでいるようでした。

同じ病気保持者同士、どんなことをやらかしてしまったかなどを話すことができるし、また分かってもらえるのが良い点です。

Aさんとは、退院後の今も連絡をとっています。

男性陣「保護室」「閉鎖病棟」

分別の付いた年上の男性ばかりだったので、何も心配なく気軽にお喋りできました。

そこで私は壮絶な話を聞くのです。私と同じく双極性障害Ⅰ型の2名の男性から聞いた話を書いてみます。

保護室

Bさんという経営者さん。奥様がお医者様という恵まれた環境を持っていますが、自分の希望で入院しに来ていました。

最初に入院したときのことが忘れられない、と話してくれました。

大学病院に通院していたところ、入院を医師から勧められたそうです。

ですが、自分が躁状態に入っていることに気付いておらず、「なぜ自分が入院?」とカッとなってしまい、先生につっかかりかけたそうです。

もうこの時点で躁状態ということがよく分かります。

短期間に借金してまでの浪費、それって双極性障害かも」で書きましたが、躁のときは、ちょっとしたことでものすっごくイライラするのです。

Bさんはすぐさま、先生の手下(大学病院なので大勢が同室にいるそうで)に取り押さえられ、余計にカッとして暴れまくり、鎮静剤の注射をなんと9本も打たれたとか

当然、気絶し、気付いた時は紙おむつ拘束服を着せられた状態で、「保護室に収容されていたそう。

「保護室」とは、閉鎖病棟に設置された個室のことで、私も見たことはありませんが、インターネットで調べる限り、牢獄の独居房のような部屋です。トイレも自分で流せない(部屋の外にスイッチがある)ところもあるそうです。

次にCさんという税理士さん。彼も自分の意思で入院しに来ていました。

やはり前に入院したときのことが忘れられないと話してくれました。

ある日、完全に躁状態に入ってしまい、家に向かっている最中、そこら中のお店の看板や、道路標識などを破壊して回ったそうです。

当然、おまわりさんが呼ばれ、とっつかまり警察署に留置。

途中経過は忘れましたが、Bさんと同様、その後気付いたら紙おむつ&拘束服で「保護室」だったそうです。

2人が口を合わせて言うのは「保護室」と「閉鎖病棟」は最悪ということです。

まず何よりも「保護室」での拘束服と紙おむつが苦痛でならないと。

そりゃそうですよね。高熱にうなされてるわけでもない、ケガでもない、要介護でもないのに、拘束服で身動き取れずにトイレもできない。

とにかく最初に、紙おむつを外してくれ、自分でトイレに行かせて欲しい、でなければせめてカテーテルにして欲しいとお願いしたそうです。紙おむつはそこまでプライドを傷付けるのですね。

閉鎖病棟

二人は保護室から出られた後、閉鎖病棟にそのまま入院。

病院にもよると思いますが、たまたま2人とも劣悪な環境だったそうです。(2人は別々の病院です)

双極性障害・うつ病に限らず、様々な病状の患者さんが入っていたらしく、それはそれはすごかったそうです。

大部屋で、何日もお風呂に入らなくてかなりニオってる人がいたり、、、もっとすごい話も聞きましたが、そういうのってどこまで書いていいか分からないので、ここら辺にしておきます。

そんな経験をしているお二人でしたが、私が出会ったときは開放病棟で悠々と過ごしていました。おもしろい人たちだったので、またお会いしたいですね。

その④につづく(明日UPします)

 

 

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ハリネズミのハリー

アラフォー女性、会社員であることに疑問を持つ会社員、双極性障害Ⅰ型、セクシャルマイノリティ(バイセクシャル) 、2桁年下の彼女がいます。いろいろマイノリティです(笑) アウトドア好きです。よろしくね。

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